STEVE PERRYというヴォーカリスト。あるいはティーンエイジャーは何故音楽にどハマりするのか。

先日「手紙」のことを書いていて、何となく10代の頃のことを想い出していました。

音楽を本当によく聴いていたのは中2から高2、その3年間の真ん中!に位置する高1=16歳というのが恐らく一生分くらい音楽を聴いた、所謂音楽漬け、だった時代だったと思います。

JOURNEYの『ESCAPE』を発売日に買って来て、うちでドキドキしながらレコードを取り出して、1曲めの『DON’T STOP BELIEVIN‘』が流れてきた時。。。

高揚感とワクワク感が入り混じった、流行りのコンマリ・メソッドで言うところの

It Sparks Joy!!!😍😍💕💕💝🔥💥🌈✨ ⭐️

ーーあのときめきは今でも忘れられません。

今思うとティーンエイジャーが音楽=ロックやポップにどハマりする、というのは世の中の想定内というか、それ(ティーンエイジャーというマスをまとめて引き込むこと)によってインダストリーが発展し、莫大なお金を産むビジネスになったってことはわかるのですけど(まんまとそれにハマった1人=私でした。ハマったも何も、人生を賭けてどハマり(笑)しました)。

そしてJOURNEYというバンドの、不世出のリード・シンガーであったSTEVE PERRYはその発展したインダストリーのために、巨大ビジネスの中心となってしまった為に永らく音楽を、歌うのをやめなければならなかった。。。

私はそのことについて何故、どうして、と5年半くらい考え続けて、ついにある答えにたどり着きました。

だってそれは何とも皮肉なこと、異常なことです。歌う為に生まれたような人が、それをやめなければならなくなる。太陽が月の周りを廻るような、理(ことわり)にまったく反したことです。

しかし今ならわかるのです、理というのが真理、だとすれば。。。

「この世の中というのは、須く真理とはリバース、真逆のことを推し進めることで構成され成り立っている。

。。。。。。。。。。。。。。。

何故?どうして、と問い続けてマジで損しました。

そんなことかよ😟😳😵。

彼が音楽に戻って来てくれたことは、世の中の軌道が少しずつ正常に戻ってきたことを物語っている。。。と思えてなりません。いえ、世の中は変わらなくても人の意識が、正常なこと、真理がそのまま真理であること、を求めて変わって来ている、という気がするのです。私にとってそれは「ロックバンドのヴォーカリストがある時音楽から遠去かり、また戻って来た」以上の、大きな意味を持つことでした。

STEVE PERRYはアメリカの声=The Voice Of Americaと言われたくらい、一時はトップ中のトップに登り詰めた人でした。JOURNEYでもナンバー1、‘84年にソロ・アルバムでもナンバー1になってからは、決して頑強とは言えない肉体でそれらすべての風圧と、羨望と嫉妬と揶揄を一身に受けているのが感じられました。

私は‘79年から’85年までリアルタイムのファンとして、その流れをつぶさに見ていました。バンドに加入した直後から、一度目の永い活動休止に入る直前まで。JOURNEYがメガヒットを生むようになってからの悪口の言われようの酷かったこと、あれは今でも忘れられません。それまで彼らは実力派の、人気も兼ね備えたロック・バンドとして非常に尊敬されこそすれ、揶揄されることなんて決してなかったのです。

まあ手の平返し、とはああいうことを言うのでしょう。

フロントマンであるSTEVE PERRYへの風当たりは特に強く、バイオグラフィー本の中でさえその「わがままぶり」を批判されたりしていました。曰く、バンドに永年貢献して来た糟糠のロードマネージャーを勝手にクビにした、曰く、ツアー中はホテルの部屋に引きこもってインタビューにも応じない等々。。。オフィシャルの、JOURNEYのバイオグラフィー本でですヨ?!

ファンでもそんなこと忘れてる方が多いでしょうが、

あたしゃ執念深い巳年なので決して忘れません🐍🔥。

バンドメイトさえ彼の味方では無かったことを、のちに本国のサイトのインタビューを読んで知ることになりました。彼らはSTEVE PERRYの危機に、彼の側ではなく巨大ビジネスの側についた。。。

。。。そんなすべてが日本では知らされることも、詳しく書かれることもついに無かったのでした。JOURNEYにSTEVE PERRYが居ないなんてあり得ない!というファンの気持ちをよそに、

PERRY脱退、新ヴォーカリスト加入!と何の問題も無いかのようにシレッ、と書いてある

のを目にした時の絶望といったらありませんでした。全盛期の’82’〜83年にはテレビで1時間に渡るスペシャル番組が放送されたり、音楽雑誌の巻頭グラビアを飾らないこととて無く、本国でのツアーやレコードの売り上げ枚数さえニュースになっていたのに、です。

ファンでさえその状況に殺意が湧くくらいなのです。STEVE自身はいったいどんな思いで過ごしていたのか。。。

そうしてファンの前から姿を消してしまった人が、音楽に、歌に戻って来てくれた。

2017年にかつてのバンドメイト達と「和解」し感謝を述べ、現ヴォーカリストにエールを送り笑顔でツーショットに収まったのは、彼がそのようなすべてから完全に

離れ去った

ということなのだと、私は感じました。つまり、既に

同じ土俵に立ってない。

だからこそ24年ぶりのアルバムを彼は

TRACES

と名付けたのでしょう。それはもう彼の中では単なる

痕跡、に過ぎない。

だからこそ再び歌うようになったのだと。音楽に戻って来たのだと。

一見、目に視える世界は未だ混沌としています。

しかし視えない場所で、確実に何かが変わりつつある。

そんなふうに感じられてならないのです。少なくとも私はこうやって、彼について書いたり、喋ったり出来るようになりました。

大きく大きく、解放されました。

ーーそうだ、この記事のタイトル、「ティーンエイジャーは何故音楽にどハマりするのか?」にまだ答えが出ていませんでした。多分それは成長の重圧を、音楽が半分引き受けてくれるように感じられるからでしょう。その絶妙なタイミングを狙って、巨大インダストリーや巨大ビジネスは巨大な(←しつこい)網を仕掛けてくるわけですネ❗️

しかし成長の度合いが進むにつれ、不必要になってゆくものもある。

ますます必要になるものもある。

例えば私は今更乍ら、プリンスの生前最後のアルバムにハマったりしております。53(もうすぐ4)で。。。

じゃあ小5でハマったBCR(ベイ・シティ・ローラーズ)がもう不必要か、といったら。。。やっぱり必要なのです。それを分けるものは何だろう。たぶん思想性でしょう。

BCRに思想があったのかヨ?!と驚かれる方も居ると思うのですが、彼らの音楽というのはじつに

1950〜60年代アメリカン・ポップスの黄金の歴史

から多くを忠実に学んでいます。そこに多くを学んでいるということはロックンロールの歴史をも踏襲している、ということに“自動的に”なってくるのです。しかも彼らはビートルズを生んだ英国産のアイドル。

じつに見事な思想性である、と言えないでしょうか。

(最盛期の1976年には同じ英国の女性シンガー、ダスティ・スプリングフィールドの名曲『二人だけのデート』(I only wanna be with you)をフィル・スペクター風の味つけとエコー感でカバーして英・米で大ヒットさせる、なんて離れワザをやってのけています)。

JOURNEYにおける思想性とは何か。それは音楽のスタイルそのもの、だったと思います。

地元・サンフランシスコの一発伝統芸ともいえるフラワー・ムーヴメントに端を発したサイケデリック・ロックの1980年代的な解釈、そこには勿論そのひと時代前のサーフィン&ホット・ロッドの傷跡?も残っています。サンタナが確立したギター・インストゥルメンタル・ロックにはラテンの要素も加わり、JOURNEY創設メンバーのニール・ショーンとグレッグ・ローリーはサンタナのバッキングから看板プレイヤーになっていった人達でした。

スティーヴ・ペリーはオーティス・レディングやサム・クックに影響を受けた根っからのソウル・ミュージック好き、JOURNEYの初代ドラマー、エインズレー・ダンバーはリヴァプール生まれの英国人、2代目のスティーヴ・スミスは元ジャズ・ドラマー。。。

あらゆる米国の音楽の歴史と要素が豊かに溶け出したゲルマニウム温泉のような、そのスタイルこそが(かつての、STEVE PERRY在籍時の)彼らの思想性であり、極東の高校生さえその渦に巻き込んでファンクラブに加入させレコードを集めさせコンサートに通わせ、フィルム・コンサートでさえ黄色い歓声を上げさせた魅力、の源泉でもありました。

先人から受け継いだ歴史性こそが視えない豊かな財産であって、それが音楽にとっての思想性であり、唯一護るべき重要なものなのだと、近年ますますその感が強くなります。

。。。話があちこちに飛んでスミマセン😝❗️今まで口に出来なかった分だけ、語り出すと長いのなんのって、つい我を忘れて熱弁を振るってしまうのですが。。。

STEVE PERRYという私にとって他の誰とも比べることも、同列に並べることも出来ないのです

まさにNOTHING COMPARES 2U😍。(byプリンス。)

(↑Sinead O’Connorのこのカバーは本当に素晴らしいですよネ。)

ー16歳、が輝いて見える理由はいくつかあります。若さ、無邪気さ、無垢な精神、自由な環境。

しかし、何を以てしても贖えない最大の理由は

あなたが歌ってくれたから❣️❣️

『TRACES』での円熟の歌声を聴きながら、(お祈りの言葉のように)すべてに感謝したい気持ちになる私なのでした。

🌈😍🌈

🌟こちらの記事も。。。😍

続・STEVE PERRYというヴォーカリスト。I can’t agree more,な御意見を発見!すみません、単なる日記です(追記有り。)

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中