来日記念🌶🌶🌶❣️破天荒のなかの優美〜Red Hot Chili Peppers “Can’t Stop”のリリックの思いがけない深さと聖書の素養。

Red Hot Chlli Peppersの名曲“Can’t Stop”を聴いたとき、あの見た目とあの音楽にもかかわらず(スミマセン。)非常にクリスチャン的な、思いがけない深さがあるのを感じました。

アメリカのミュージシャンはD‘Angeloのように実家が教会、という人も少なくなく、

Marvin Gayeのようにお父さんが牧師とか、

お母さんが敬虔なクリスチャンで小さい頃から教会で歌っていたElvis (Presley)のような人もいて、

キリスト教がそのアイデンティティーの根底に在る国であるのを強く感じさせられます。ロック・バンドのヴォーカリストに聖書の知識や教養があっても何ら不思議はありません。

しかし、レッチリのヴォーカリスト・Anthony Kiedisとなると、そのルックスと人を食った雰囲気、ジャンキーの誉れ高かった?生き方と音楽の過激さとのギャップにちょっとびっくりしてしまいます。

“Can‘t Stop“はリズムの強靭さと切れ味、バースで繰り出されるライムと、コーラス部分の叙情性のギャップも相まって大変に格好良い曲。リリックの語彙の豊富さと単語の選び方のセンスは、この方が(実は)非常に知的であることを物語っているように思えます。

曲の中盤あたりに

Use two sticks to make it in the nature

というフレーズがありますが、この

Two sticks

は旧約聖書の

「エゼキエル書」(Ezekiel38:15)

に登場します。日本語訳では

「一本の木」、「別の木」

英語では

“Take a stick to write on it,”

“Take another stick to write on it,”

と訳されており、

分断されていたイスラエルの国と民族を、神が再び一つに結び合わせる

という象徴が

二本の木=Two sticks

なのですね。

“主の言葉が私に臨んだ。

「人の子よ、あなたは一本の木を取り、その上に

『ユダおよびそれと結ばれたイスラエルの子らのために』

と書き記しなさい。また、別の木を取り、その上には

『エフライムの木でありヨセフおよびそれと結ばれたイスラエルの全家(ぜんか)のために』

と書き記しなさい。

それらを互いに近付けて一本の木としなさい。

それはあなたの手の中で一つとなる。”

(Ezekiel38:15〜18)

“Can’t Stop”のリリックではこの前に

Music the great communicator (音楽という偉大なコミュニケーター=伝達者)

というフレーズがある為、

「人と人の結び付きを音楽によって自然に帰す」、

まさに

「イスラエル民族が神の前に再び結び合わされる」

のを背景としていること、

Two Sticks

の語句が聖書からの引用である、ことがハッキリとわかります。

さらにこの曲の主要テーマと思われるフレーズ

Can’t Stop the spirits when they need you

This life is more than just to read through.

この2行にも何処と無〜く聖書の影響を感じ取ることが出来ます。

Spirits

は魂、と訳されることもありますが英語圏において

「父と子と聖霊」=三位一体の神

の

「聖霊」=Holy spirit

に表されるように、人間のもつ

霊性

を表す言葉なのですネ。このリリックは

霊性の求めを止めることは出来ない。

この人生は読み通せる以上のものである。

と、まさに聖句を思わせる荘厳な響きを持っています。

(“read”throughというところも「予測出来ない」「見通せる以上のものである」

意とともに聖書を「読む」ことを連想させます。聖書はそれ自体が

預言の書

でもあるので。。。)

有名なレッチリ🌶🌶🌶のヴォーカルの、あのぶっ飛んだお兄ちゃん

。。。という凡庸な認識が歌詞を読んでビックリ🤩🤩根底から覆され、

永いこと誤解していて本当にすみませんでした。。。と、

「このお方をどなたと心得る❗️」

ははあ〜〜っ❗️❗️

と、思わず控えたくなるほど尊敬してしまった次第なのです。

格好良いなア😍。。。と思うのは、彼らのような過激なバンドのリリックに

普通に

聖書の語句が登場するところ。

「ハードコアなジャンキー」

を自称していたこの方の書くリリックは大変に知的であり、その根底には(当然の様に)聖書の素養があることがわかりました。

そして聖句がロック・ミュージックの中に生かされる時、独特の深さと重みで以って音楽に奥行きを与えることは、メンタリティの底にFaithがあることの魅力であり武器だなア。。。と思えます。まさに

破天荒のなかの優美。

「ハ?そんなの常識じゃん。」

シレッ、とそう言い放ちそうな表情がまた、モラルとアンモラルのはざまで矛盾を抱えるアメリカのミュージシャンらしい不敵さであることよ。。。と、感に堪えないスズキなのでした。

(8/20追記。↑本当に理知的な人でした。ぶっ飛んでるお兄ちゃん、なんて言ってすみませんでした。He talks about very touching relationship story between his band RHCP and RAMONES.)

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スズキ54、この歳にしてレッチリにハマる。

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